非言語

社会心理学者のエイミー・カディは、自信がないときでも、自信にあふれる強者のポーズを2分間取るだけで、行動に違いが出る。例えば、86%が賭に挑戦するという強者ポーズ(P)と60%の弱者ポーズ(p)。脳内のテストステロン(支配欲)20%増加強者(P)、10%減少弱者(p)、脳内のコルチゾール(ストレス)25%減少強者(P)、15%増加弱者(p)、積極性や自信や落ち着きが出たり、ストレスを感じやすくなったりする。こころと体の関係。自信がなくても自信があるフリを続けることで、自信が出てくる。フリ(演ずる)を続けることで、こころがついてくる。心理学の永遠のテーマの一つ、楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなるのだ。つまり、態度や姿勢は、非言語コミュニケーションであるので、相手に伝える重要なメッセージと自分自身というこころを形作るものでもあるのだ。