好奇心

情熱大陸、2019年3月17日放映。「こどもの好奇心に火をつけること」「何かを学ぶというより、驚きと感動を」「教育のディズニーランド」「能力開発より興味開発」「「学力向上や受験の成功がその後の人生にどれだけ意味があるのか」などインパクトのある言葉で宝槻泰伸さん(37才)の学習塾「探究学舎」の紹介された。「探究心と自発性」のキーワードをもとに、その際、映像や漫画を多用する手法は、説得力もある。宝槻さん3兄弟は、父親の指導の基、全員、同じように学び、塾も高校にも行かずに京都大学を卒業している。 「学習は受験のための道具ではない。学習を通して知的感動を味わい、それ自体が目的となるものだ。」というポリシー。これは、「わかりやすくて」「面白くて」「ためになる」対話のある授業と相通じるものがある。無理に学力と結びつけなくても「驚きと感動」を味合うことが「興味開発」。既存のマニュアルがあるわけではないので、教える側の「驚きと感動」が、この学習塾のエネルギー源。そして、教える側の立ち居振る舞いがそのパフォーマンスをあげる。一時、ライザップが「結果にコミットする」のフレーズが有名になったが、探求学舎は、子どもが自ら興味を持ち、それを育むことを目的とし、「受験合格や成績アップにはコミットしない」。更なるキャッチフレーズは「教育のディズニーランド」。新学力感の「非認知的能力」のベースになるのは、知的好奇心(拡散的好奇心・特殊的好奇心)。教授法は、探求学習。その理論と方法を従来の枠を超えている。