昭和のおじさん

 

2024年テレビ放映中、おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか(主役:原田泰造)、不適切にもほどがある(主役:阿部サダオ)脚本はクドカンこと宮藤官九郎。両方とも昭和のおっさんが、発する「男とは、女とは・・」など現在のコンプライアンスに抵触する話題を提起しながら、令和の時代に生きている我々が学ぶべきことがたくさんある。精神分析での「スーパーエゴ(超自我)」は禁止・命令の機関です。子どもは親や教師の禁止・命令を摂取して、自分は自分に禁止・命令する能力を身につけていきます。言うべきことが言えないような雰囲気を感じている令和の時代には、昭和のおじさんが懐かしく感じ、また昭和の言葉が通じないということの戒めになると思います。